三線ど〜い
〜沖縄・三線関連の専門用語集〜


「三線ど〜い」内で使用されている「?」な言葉をここで簡単に説明しています。

※方言辞書ではありません。

索引 あ〜か〜さ〜た〜な〜は〜ま〜や〜ら〜わ〜

あ行

アコークロー
夕暮れ。たそがれ時。太陽が沈みかけてだんだんと薄暗くなり、人の顔が判別できなくなるその時間帯を、沖縄の方言で「アコークロー」といいます。漢字を当てると「明暗」となるのでしょうか?この時間帯にはマジムン(魔物)がよく出没するとされ、小さい子が外を出歩くとマブイ(魂)を取られるといわれています。
歌持ち【ウタムチ】
三線音楽の前奏部分(イントロダクション)。
沖縄口【ウチナーグチ】
沖縄の言葉。日本語のルーツともいわれています。各島々や地域によっても言葉がかなり違ってきます。
沖縄時間 【ウチナータイム】
時間にルーズな沖縄人独特の時間感覚。沖縄人の多くは集合時間通り来ない(集合時間に家を出る)など、スローライフぶりを見せてくれます。ちなみに時間にルーズな都道府県ランキングでは沖縄は1位、福島は3位でした。福島ものんびり屋が多いんですね。
ウチナーポップス
沖縄をテーマにした歌。琉球音階が組み込まれている事が多いです。
沖縄大和口【ウチナーヤマトゥグチ】
琉球方言が混じった共通語。現在一般的に使われているのはほとんどこれ。標準語と言葉が同じでも微妙に意味が違ったりするので注意。
エイサー
沖縄諸島の伝統的な盆踊り。元来、集落の若者たちが浄土宗系の念仏歌に合わせて、各戸を踊り回る盆の行事で、その念仏踊りがエイサ−の原型だといわれています。そしてこの原型となったというのが福島県いわき市の「じゃんがら念仏踊り」といわれ、今からおよそ400年前に袋中上人という僧が沖縄へ伝えたといわれています。この事で福島県と沖縄県は「うつくしま・ちゅらしま交流宣言」が結ばれ、現在交流が持たれています。
沖縄病【オキナワビョウ】
戦後に発見された風土病で、主に内地の人間に感染します。初期症状は沖縄の音楽、料理を愛好する程度ですが、進行すると三線に手を出したり沖縄に通いつめるようになり、末期には沖縄移住してしまうこともあります。治療法や予防方法がまだ見つかっていないので注意が必要です。

か行

カチャーシー
沖縄のフリーダンス。三線の早弾きに合わせて自由に踊ります。カチャースン(かき回す)の言葉通りかき回すように、基本的に男性は手をグー、女性はパーにして踊ります。男性でも女性でもない方は…チョキで(笑)。
カラクイ
三線の糸巻きの呼び名。ムディとも呼びます。
キジムナー
ガジュマルの古木に住んでいるという、沖縄で古くから信じられている妖怪。赤毛で子供の姿をしていて、その姿を見た者は幸せになるといわれています。怖いものはオナラとティーヤッチャー(タコ)、アカチチミーコーガー(ニワトリ)。ちなみに水木しげる氏描くところのキジムナーはかなりイメージ違いますが…。
口説【クドゥチ】
内地の念仏系の歌が沖縄に流れて定着した、リズミカルな七・五調の歌(沖縄の歌は基本的に八・六調)。曲によっては囃しがありますが、単調なリズムに乗せて淡々と語ってゆく様はちょっとラップ的でもあります。
工工四【クンクンシー】
三線の琉球古典楽譜。五線譜と違い弦を押さえる場所を示したポジション譜になってます。今は民謡からポップスまでもが工工四になっています。

さ行

里前【サトゥメ】
女性から男性へ向けての、愛する人という意。逆に男性から女性へは「無蔵(ンゾ)」。この代名詞は琉歌や民謡によく用いられています。歌詞に「里前」と入っていればその唄は女性の気持ちをうたったものであるといえます。
三線【サンシン】
中国をルーツとする、沖縄の代表的な三絃楽器。沖縄では「シャミセン」とも呼びますが、内地ではややこしくなるので「サンシン」と呼んだ方が良いでしょう。
三板【サンバ】
三枚の板を重ねて紐を通した、カスタネット型の沖縄の打楽器。
さんぴん茶【サンピンチャ】
沖縄でよく飲まれているお茶。中国茶のジャスミンティーと同じものです。中国語の「香片茶」がなまってさんぴん茶になったようです。
スーミー
気付かれないようにこっそり覗き見る事。
春慶塗り【スンチーぬり】
漆塗りの一種で、木目の美しさをを生かすために透明に仕上げる技法。紫檀や縞黒などの素材の三線の棹に施すと綺麗な色、模様が損なわれる事なく生かされます。

た行

チャンプルー
ごちゃまぜにするという意味で使われています。「カチャーシー」と同じくインドネシアから来た言葉のようです。
弦【チル】
三線の弦。三本の弦の太い方から、男弦(ウーヂル)、中弦(ナカヂル)、女弦(ミーヂル)と呼びます。
ちんだみ
三線の調弦(チューニング)の専門用語。「弦試し」が変化してこう呼ばれるようになったとか。
手皮【ティーガー】
三線の胴のサイドを巻いている帯。描かれている模様は左御紋(ヒジャイグムン)が一般的ですが、最近は様々な種類が出回っているので着せ替え感覚で楽しめます。
てーげー
いいかげん。アバウト。沖縄人はわりとて〜げ〜気質。

な行

内地【ナイチ】
県外(主に本州、四国、九州)の事をこう呼んだりします。大和(ヤマトゥ)と呼ぶ事もあります。ちょっと差別的な表現にも感じられますが、割と普通に使われているようです。

は行

波布【ハブ】
沖縄諸島から奄美諸島に分布するヘビ。毒はマムシより弱いのですが、一回で注入する毒の量が多いため、日本で最も危険なヘビと認識されています。ドラマ「男はつらいよ」の主人公・フーテンの寅も最終回、奄美でハブを捕まえようとして噛まれて亡くなっています。非常に危険です。

ま行

新唄【ミーウタ】
新しく作られた唄、創作民謡。
ミンサー
綿糸を藍で染めて織った、八重山地方の細帯で、五つと四つの絣柄が特徴です。帯の柄に五つと四つの組合せが交互に配されていて、これには「いつ(五)の世(四)までも末永く」 という意味が込められています。また、帯の両脇のムカデの足に似た模様には、通い婚時代を反映し「足繁く通ってください」 という意が表現されたものと伝えられています。最近は三線のティーガーにもミンサーが登場しています。
毛遊び【モーアシビ】
毛(モー)とは広場の事。そこに仕事が終わって夜、若い男女が集まって歌ったり踊ったり、語り合ったりして遊ぶ昔の風習。今で言えば「合コン」でしょうか。

や行

ヤグイ
掛け声。
やんばる
沖縄本島北部地域の方言的な呼び名。
ゆんたく
お喋りする事。

ら行

琉歌【リュウカ】
日本の和歌が七・五調なのに対して沖縄の歌は八・六調で構成されており、これを和歌に対して琉歌と呼びます。和歌は詠むうたですが琉歌は詠むだけでなく、歌ううたでもあります。琉球古典や古い民謡(わらべ歌も含む)はだいたい八・八・八・六(サンパチロクと呼ばれます)で作られています。…ということは琉歌を幾つも覚えていれば、色々な曲に乗せて歌えるのでお得なのです。
琉球音階【リュウキュウオンカイ】
ド・ミ・ファ・ソ・シのレラ抜き音階。実はインドネシア音楽もこのスケールが使われています。

わ行

ん行

無蔵【ンゾ】
男性から女性へ向けての、愛する人という意。逆に女性から男性へは「里前(サトゥメ)」。この代名詞は琉歌や民謡によく用いられています。歌詞に「無蔵」と入っていればその唄は男性の気持ちをうたったものであるといえます。
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